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【危険】副業に力を入れ過ぎることで本業で起こり得るリスク3選【注意】

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「副業が本業の収入を超えた」

この言葉、最近よく耳にしませんか?羨ましいかぎりですよね。私もこのブログをはじめ、いくつかの副業をやっていますが本業の収入には遠く及びません。

副業をすることが当たり前になってきた昨今、「副業をして収入を増やし、少しでも生活を豊かにする」という考えが資産形成における主流になってきてると思います。もちろんこの考えに賛同するのですが、一つだけ副業している方に聞いてみたいことがあります。

Sai
Sai

副業を頑張りすぎて、本業が疎かになっていませんか?

最近はブログやYouTubeを見ていると以下のような意見がありますよね。

  • 本業で長時間働いているだけ時間の無駄だから、仕事を早めに切り上げて副業をするべきだ
  • 本業を頑張っても収入はほとんど上がらないから、副業を頑張るべきだ

確かに副業で成功して大きな収入を得る人はいます。しかしそのような人はごく一部で、ほとんどの人が今後も収入の柱は本業だと思います。その本業を疎かにするということは、逆に大きなリスクを背負ってしまうことになりかねません。したがって、将来を考えると本業に影響の出ない範囲で副業をすることが大事だと私は思っています。

そこで今回は『本業を疎かにした場合に起こり得るリスク』と、それを踏まえた上で『副業の取り組み方』について紹介します。

本業が上手くいくための秘訣は、ビジネス講座で色々と紹介していますので是非読んでみてください。

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副業に力を入れ過ぎることで本業で起こり得るリスク

リスク1.収入が増えない

基本的にはどんな企業でも、上司や人事からの評価が高い人が昇給や昇進をしますよね。昇給や昇進をすれば給与が上がるので、本業で収入を増やすためには評価を上げて昇給や昇進を目指すことが一般的だと思います。

ここで質問です。もしあなたが上司だった場合、どちらの部下を評価しますか?

A.毎日、夜遅くまで一生懸命働いてる人

B.適度に仕事を切り上げて帰ってしまう人

成果が同じだったらAを評価する人が多いのですよね。

確かにBの方が効率はいいのかもしれませんが、心理的に頑張っているAを評価したくなるものです。実際にあなたを評価する上司や人事にも「心理的バイアス」が入るので、頑張る姿を見せることは昇給や昇進に重要なことだと思います。もしあなたが副業を頑張りすぎてBのような人になってしまうと、余程の成果を出さないかぎりAよりは昇給や昇進が遅れることになるでしょう。結果、収入が増えないというリスクが出てきてしまいます。

ここでよく調べて欲しいのが『昇給や昇進でどのくらい給与が上がるか』ということです。(会社の制度で規定されているはずです)

副業で得られる平均収入は6~7万円程度です。もしあなたが月に7万円以上本業で上がる見込みがあるならば、本業を頑張った方が将来的には収入が高いということになります。

リスク2.リストラや降格の可能性が高まる

会社の経営状況が悪くなった時、真っ先にリストラや降格の対象となるのは誰でしょうか?

答えは『40、50歳代の評価の低い一般社員』です。つまり本業を疎かにしてその立場になってしまったら、リストラや降格の可能性が高まることになります。いくら副業を頑張っても、本業で収入を得られなくなってしまったら元も子もないですよね。

実際に私の身近で起きた『40、50代に起きたリアル話』について書いた記事もありますので、ぜひ読んでください。

【リストラ・降格】理系でも将来安泰ではない!?私の身近で起きた実体験を紹介します。将来に不安を抱える方は読んで下さい。
「リストラや降格が自分に起きないだろうか…」 「将来ずっと安定して働けるだろうか…」 あなたはこんな不安を感じたことはありませんか?特に最近はコロナによる失業やボーナスカットなどの報道がされ、ますます不安になりますよね。 ...

リスク3.成果が出ない

仕事で成果を出す秘訣って何だと思いますか?

答えは『他人の協力を得ること』です。他の人の協力があるからこそ、たくさんの仕事をスピード感をもってこなすことができるのです。しかし、もしあなたが副業に力を入れすぎて周りが忙しい時でも協力せずに帰ってしまう人だったら、協力を得ることは難しいと思います。周りの協力はしないのに、自分だけは協力して欲しいというのは都合がよすぎますからね。

協力が得られない結果、仕事のスピード・質が落ちて成果を出すことが難しくなります。

副業の取り組み方

その1.本業に影響が出ないものを選ぶ

「毎日○○時から仕事」のような固定の副業を選んでしまうと、本業で緊急の問題が発生した時に残業することができませんよね。このようなことから、本業に影響を及ぼす可能性のある副業は選ばない方がいいと思います。

上司のからすると、時間の制約がある部下に重要な仕事は任せにくいですよね?

もちろん「家庭の都合」や「体調」などが理由で時間の制約がある場合は仕方ないと思います。上司も理解を示してくれるので評価が下がることはほとんどないです。しかし「副業をする時間が欲しいから」という理由で時間の制約がある場合は、理解を示す上司は少ないと思います。

最近は副業を推奨する企業も増えてきましたが、副業のために本業を疎かにすることを許しているわけではないです。あくまで副業で培ったスキル・経験を本業で活かして欲しいというのが狙いであることを覚えておいてください。

その2.隙間時間を活用する

通勤時間や昼休みなど、誰にでも「隙間時間」はあるかと思います。この「隙間時間」を利用して副業することをおすすめします。一度、一日当たりの「隙間時間」を測定してみてください。どんなに忙しい人でも、合算すると時間が結構あることに気づくと思います。

そしてこの時間を副業に充てれば本業に影響を出さずに様々な副業に取り組むことができます。

私も普段は23時帰宅の生活を送っているのですが、一日に1~2時間程度は副業に充てることができています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「副業に力を入れすぎることで本業で起こり得るリスク」について説明しました。副業をすることは収入やスキル習得の面で非常に有益なものですが、本業への影響が出ない範囲で取り組みましょう。

個人的には副業をせずに、本業をめちゃくちゃ頑張って出世を目指して副業で得られる収入の何倍も稼ぐことを目指すのもありだと思っています。

「自分は出世できる見込みがないから…」という人も、今後は今以上にリストラや降格のリスクが高まるので絶対に本業を疎かにしないでください。収入の柱を失うことはかなり危険なことですので。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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