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塾講師って難しい?講師経験者が教える大学生なら誰でも塾講師ができる理由【個別指導塾】

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「塾講師をしてみたいけど自分にできるかな…」

こう悩んでいる方も多いかと思います。塾講師は時給が高くアルバイトとしては魅力的なのですが、何の指導経験もない自分が『講師』として人に教えることができるのか不安になりますよね。私も塾講師になる前は同じ不安を抱えていました。また、学力に自信がない人が諦めてしまっているということもよく聞きます。

そこで今回は、私が6年間経験した個別指導塾の講師に絞って、

  • 個別指導塾の講師は誰でもできるの?
  • 高い学力は必要なの?
  • 指導経験は必要なの?

といった疑問を解消していきたいと思います。

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結論:個別指導塾の講師は誰でもできる!

いきなり結論から入りますが、個別指導塾の講師は大学生であれば誰でもできます。ただし、それは「塾のカテゴリーによる」という条件が付きます。

塾は大きく分けると3つのカテゴリーに分かれます。

  • 進学塾 ➡ (主に難関校)受験に特化した塾
  • 補習塾 ➡ 学校の授業の補助や定期テスト対策用の塾
  • 総合塾 ➡ 受験と学校の補助のどちらも取り扱う塾

このうち、大学生であれば誰でもできるのは『補習塾』と『総合塾』です。これらの塾は学校の授業に遅れ気味な生徒が中心なので、講師としては大学に入れるレベルがあれば十分に指導可能です。たまにすごく優秀な生徒が入塾してくることもありますが、その場合は学力の高い経験豊富な講師が対応することになっていますので安心して大丈夫です。

一方『進学塾』は、難関校受験を目的とした塾が多いので生徒のレベルが高く、どの講師にも高い学力と指導経験が求めれられます。

そのため、学力や指導力に不安があるなら『補習塾』や『総合塾』から始めるのがいいと思います。

塾のカテゴリーの見分ける方法

塾を選ぶ際にどのカテゴリーの塾なのかわからないと困りますよね。見分けポイントは以下の二つです。(※あくまで一般的な傾向なので、面接時に確認すると良いでしょう)

✔塾の紹介ページ
・「定期試験対策」や「学校の授業サポート」などの記載があれば『補習塾』や『総合塾』
・「難関校対策」や「受験専門・特化」などの記載があれば『進学塾』
✔時給
・時給が1200円から1800円くらいであれば『補習塾』や『総合塾』
・2000円を超えるようなところはほとんどが『進学塾』

塾講師に向いている人は?

塾講師は誰でもできるのですが、「向いているか」という点について以下の軸を基準に考えていきます。

  • お金
  • やりがい
  • 体力

お金

まず考えたいのが、お金について。

あなたはどちらのタイプ?

[時給]

  1. 時給の高いところで効率的に稼ぎたい
  2. 時給は低くても、長時間働けるところでより多くの額を稼ぎたい

[時間外労働の量]

  1. お給料の発生しない仕事は1分でもしたくない
  2. 付随する業務であれば、多少は許容できる

説明

塾講師の時給は高めに設定されています。ただ、平日は多くても3コマしかないので、たくさんの額を稼げるわけではありません。

平均的な例として、時給1,200円、週2回、1日2コマ(1コマ90分)で計算をすると、1ヶ月あたり28,800円程の収入となります。ここに、体験授業のボーナスや、定例会の分の支給があれば、プラスされることになります。また、夏期や冬期などの短期講習は、1日7コマ程に増えます。すべてのコマに入れるのは稀ですが、平常時よりはコマ数をもらえますので、まとめて稼ぐことも可能になります。

時間外労働としては、

  • 授業前の準備(10分程度)
  • 授業後の記入(10分程度)
  • 他の先生との話し合い(5分程度~食事をしながら2時間程かかることも)※雰囲気は雑談のようなもの

があります。これらは私の塾では給与は発生しませんでしたので、時間外労働ということになります。この辺りを許容できるかどうかもポイントとなります。

塾講師に向いている人=効率的に稼ぎたい人、多少の時間外労働を許容できる人

やりがい

あなたはどちらのタイプ?
  1. 嬉しいことを糧に頑張れる
  2. 特に人の評価は気にしない

説明

塾講師は、非常にやりがいを感じられるお仕事です。1日1日の単位ではなく、長いスパンで生徒の成績を上げるという仕事内容のため、難易度は高いのですが、その分達成したときには大きなやりがいが待っています。

・志望校に合格した生徒の親御さんから直接感謝の言葉をいただく
・受験を無事に終えた生徒が数か月後に訪れて、今の学校生活を楽しそうに話してくれる
・教えてくれてた先生に憧れた生徒が、高校卒業後に先生となって一緒に働く

大きなやりがいを感じることでさらに頑張れる人は、塾講師に合っているといえます。

塾講師に向いている人=やりがいを感じて頑張るタイプの人

体力

あなたはどちらのタイプ?

  1. どちらかというと、身体を動かして仕事をしたい
  2. 体力には自信がなく、なるべく身体は使いたくない

説明

塾講師の仕事では頭を使うだけで、体力は必要はありません。身体を動かすほうが好きか、頭を使うほうが好きかによっても、塾講師に合うかどうかを判断することができます。

塾講師に向いている人=身体を動かすより、頭を使うほうが得意な人

参考:個別指導塾の講師の仕事

塾講師の仕事は塾によってさまざまなので、参考までに私がアルバイトをしていた塾の仕事内容を教えます。

✔授業の流れ
1.前回の授業の報告書(宿題、進捗など)を確認する
2.授業の準備をする(使う教材の準備など)
3.授業をする
4.授業後の報告書(授業中の様子、進捗、宿題など)を作成する
その他、不定期の業務としてはこれらの内容があります。
✔不定期の業務
・短期講習(夏期講習、冬期講習)のカリキュラムを作成する(長期休み前)
・全体の定例会で全体の運営や特定の生徒について話し合う(月に一回)
・体験授業をする(適宜)
・一年の学習計画を立てる(生徒がアサインされたら)
・親御さんと面談する(適宜)

まとめ:塾講師にトライしよう

いかがでしたでしょうか。

今回は、「塾講師のアルバイトをやってみたいけど自分にできるかな…」と一歩踏み出せない方に向けて記事を書きました。

この記事を読んで「塾講師にチャレンジしてみよう!」と思う方がいれば嬉しいです。塾講師は時給が高いことややりがいがある仕事なのはもちろんのこと、社会人になってから役に立つスキルも手に入れられるのでおすすめです。

>塾講師で身につく「社会で役立つスキル」6選

お読みいただき、ありがとうございました。

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