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個別指導塾に向いてる子どもは?集団塾との違いは?塾を選ぶ際の4つの判断基準【塾講師経験者が語る】

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  • 個別指導塾と集団塾、我が子をどちらに入れる?

これは我が子の成績を上げたいと思う親御さんにとって迷いどころですよね。この選択は非常に大切で、間違えてしまうと、

「お金をかけたのに全然成績が上がらない」

なんてことになってしまうかもしれません。

そこで今回は、そんな間違いをおかさないために「個別指導塾に向いている人」の特徴をご紹介します。

Sai

私のプロフィールです。

・大学・大学院の6年間、個別指導塾講師のアルバイトを経験
・二つの塾で40人以上の生徒を指導
・地区の代表講師として広報誌に『指導方法』を掲載し、全国の塾に展開
・高校生のときに個別指導塾と集団塾の両方を経験
・塾で出会った人(講師)と結婚
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塾を選ぶ基準

まず初めに、あなたが塾を選ぶ基準を明確にしましょう。以下に挙げる項目を基準に考えていきます。

  • 金額
  • カリキュラム
  • 講師の質
  • 振替のしやすさ

金額

長く通うことになる塾ですので、金額は重要ですよね。

個別指導塾と集団塾を比べると、一般的には個別指導塾のほうが高い傾向にあります。(※大手集団塾等に関してはその限りではありません)

大勢を一度に教える集団塾と多くても1対2で教える個別指導塾では、かかる費用が違うのも当然といえます。

個別指導塾に向いている人=ある程度の金額に納得できる親御さん
個別指導塾は1教科から選択できるので、必要に応じて調整することができます。
「あまりお金をかけられない」という方は、科目の選び方を工夫してみてくださいね。

カリキュラム

あなたのお子さんが理解しやすいカリキュラムを選ぶことが大切です。

集団塾は一斉授業となるので、ある程度難易度の高い内容となります。一方、個別指導塾は1人ひとりに合ったカリキュラムが組まれるため、お子さんにぴったり合う内容で授業をしてもらうことができます。

集団塾の場合は、授業についていけなくなった場合でもカリキュラムの変更はしてもらえないため、

  • 学校の授業についていけていない
  • 勉強に苦手意識がある

といったお子さんには、個別指導塾をおすすめします。

個別指導塾に向いている人=勉強に苦手意識を持っているお子さん

講師の質

講師の能力や人柄も重要です。

もちろん塾によって在籍している先生は違うので、ある意味運要素が強いと言えるかもしれません。しかし、それでは身もふたもないので、ここでは傾向をお伝えします。

集団塾の講師はカリキュラムどおりに進めるプロなので、「指導力は高い人」が多いです。一方、個別指導塾では1人の生徒に集中して授業をすることができるので、「観察力やコミュニケーション力の高い人」が多い印象です。

また、集団塾の講師とは、生徒が多い分仲良くなりづらいですが、個別指導塾の講師とは距離感が近いため、親しくなりやすいです。授業中の少しのブレイクタイムに、学校での出来事や悩みを聞いたり、授業後に世間話をしたりなど、お話しする機会がたくさんあります。

もし講師と合わなかった場合、個別指導塾であれば講師を変更してもらうことができます。また、男性か女性か選べることも多いので、合う合わないが強いお子さんは個別指導塾のほうが安心できそうです。
個別指導塾に向いている人=①自分で進むより、講師を身近に感じてついていきたいお子さん、②人と合う合わないが強いお子さん

振替のしやすさ

他の習い事があったり風邪をひきやすかったり、そんな事情がある方は、柔軟に振替ができる塾のほうが合っているかもしれません。

集団塾は一斉授業のため、基本的に振替はできませんが、個別指導塾は講師と調整することによって振替をすることができる場合が多いです。

担当の講師の都合がつかない場合は、振替分のみ他の講師に受け持ってもらうことも可能です。(〇日前までの連絡が必要といった決まりがあります。講師の都合もありますので、ルールを守って振替のお願いをしましょうね)

個別指導塾に向いている人=振替を定期的にする可能性のある(忙しい)お子さん

まとめ

いかがでしたでしょうか。

集団塾か個別指導塾、どちらを選ぶか迷ったときには、まずはお子さんの特性、そしてご家庭の都合を明確にしてから選ぶようにしましょう。

お子さんが成長しやすい環境を整えてあげられるといいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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