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【完全ガイド】幼稚園に落ちたらどうすればいいの?落ちたとき対処方法を解説!

幼稚園に落ちたときの対処法 子育て
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「幼稚園に入れなかったらどうしよう…」

私は幼稚園受験の二、三ヶ月前からこの悩みをずっと持ち続けていました。なぜなら、息子は保育園に通っていなかったので「集団生活を経験しないまま小学校上がるのは不安だ」という気持ちや、引っ越したばかりでお友達も少なかったので「お友達と遊ぶ機会を与えてあげだい」という気持ちがあったからです。

また、ネットでいろいろ情報を集めていると「幼稚園に落ちて途方に暮れてます…」という内容の記事がちらほら目につくようになり、ますます不安が増していました。

そこで、幼稚園に落ちたときに備えて「幼稚園以外にどのような選択肢があるのか」を徹底的に調べました。今回はその経験をもとに『幼稚園に落ちたときの対処法』というテーマで話していきたいと思います。

当時の私と同じような気持ちを持っている方の不安が、この記事で少しでも和らげればいいなと思います。

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落ちたらまず初めにすること

万が一受験に落ちてしまった場合、すぐに二次募集の幼稚園がないかを探してください。あらかじめ二次募集を設定している幼稚園もあれば、キャンセルや定員割れで二次募集をしているところもあります。

特に後者は、早い者順で面接をして入園が決まる場合が多いので「いかに早く行動に移せるか」がカギとなります。 

落ちると相当落ち込みますが、「そこで立ち止まらずに即行動すること」を心がけましょう。

対処法① プリスクール

幼稚園の代わりとして最も有力なのがプリスクールです。

プリスクールとは、未就学児を対象に英語を中心とした保育を行う施設のことです。保育の時間は、施設によって違いはあるものの、幼稚園とだいたい同じくらいです。また幼稚園同様、集団生活を経験することができます。(※一学年の人数は幼稚園に比べると比較的少ない)

キッズインターナショナルキンダーキッズなどがあります。

インターナショナルスクールとの違い
インターナショナルスクールは英語を母国語とする子どもを受け入れる施設であり、プリスクールは日本の子どもを対象に英語が中心の教育を受けることができる施設

メリット

英語教育が受けられる

小さい頃から英語に触れることができるのは大きなメリットです。この時期に英語を学んでおくことは、中学や高校で勉強するより遥かに効率的です。また、ネイティブに近い発音もできるようになります。

幼稚園に通いながら英語を学ぶには、習い事などをすることになります。しかし、習い事だと短時間になってしまうため習得するのはかなり難しいと思います。その点、日常的に英語を使用するプリスクールは「英語が習得しやすい環境」と言えるでしょう。

制度が充実している

私の調べた範囲ですと、延長保育や送迎の有無(範囲も含め)などが幼稚園に比べると充実しているところが多いように感じました。

おそらく幼稚園に比べると応募が少ないので、制度の面で優位性を出しているところが多いのだと思います。ただ施設によって変わりますので、気になるところはチェックをしてください。

デメリット

学費が高い

最も大きなデメリットが学費です。施設にもよりますが、年間100万以上はかかると思ってよいでしょう。

保育無償化により、プリスクールでも一部補助金(最大37,000円)が受けられるようになりましたが、もともとの金額が高いので幼稚園や保育園に比べるとかなり高額です。ただ、こちらも施設によって差があるのでしっかりチェックしておきましょう。

施設によって当たり外れがある

いくつかの体験保育にいきましたが、施設によっては「ただ預かっているだけ」のように見えるところもありました。ホームページ上では『教育』に力を入れている感じでも、実際にはそうでないところがあります。

ですので、気になるところがあれば体験にいって自分の目で確認してください。ホームページ上ではわからない『先生の雰囲気』や『周囲の環境』などをつかむことができます。

また、口コミやブログなどで他の人の評価を確認するとよいでしょう。

人気の施設は競争倍率が高い

お金に余裕があり教育熱心な家庭は、はじめからプリスクールを目指していることが多いです。特に教育に力を入れており、小学校受験までカバーしているような施設は倍率が非常に高いです。

ですので、事前に競争倍率などの情報は確認しておきましょう。調べてもわからない場合は、説明会や体験保育で質問をしたり、施設に直接問い合わせてください。(※私も何件か電話やメールで問い合わせしましたが、どこも丁寧に対応していただきました)

対処法② 二年保育

幼稚園には二年保育という制度があります。三年保育とは違い、年中さんから入園して二年間を幼稚園で過ごすことになります。

メリット

子供といる時間が増える

子供とずっと一緒に過ごせる時間は人生の中でごく僅かです。「その時間を長くもてる」ことは二年保育の最大のメリットでしょう。

三年保育の家庭が多いので二年保育に不安を覚える方もいるかとは思いますが、二年保育だから「成長が遅い」や「コミュニケーションが苦手になる」というわけではないので心配する必要ありません。

一年分の費用がかからない

公立の幼稚園であっても多少の費用はかかります。この一年分の通園費用が削減できることはメリットです。

デメリット

募集人数が少ない

二年保育は募集人数が少ないので狭き門です。また、幼稚園によっては二年保育を募集していないところもあります。

ですので、二年保育の募集要項をあらかじめ確認しておきましょう。

(ママ友)集団に入りづらい

年中さんから入園する人は少ないので、ママ友などの集団に入りづらいというデメリットがあります。

もちろん、新しく入ってきた人を疎外するようなことはしないのでコミュニケーションに自信がある方は問題ありません。

子供が体力を持て余す

子供は遊びざかりの年頃。幼稚園に通っているとお友達とたくさん遊んできてくれますが、通っていないと体力を持て余します。

ですので、できるだけ子どもと一緒に遊んであげる必要があります。体力もついてくる時期なので、『家事』や『仕事』、『下の子の育児』などをしながらだとそれなりに大変だと思います。

対処法③ 複数の習い事をする

幼稚園の代わりにいくつかの習い事をするというパターンもあります。習い事を通して、集団生活や必要な教育をカバーするという方法です。

メリット

やりたいことを選択できる

習い事の最大のメリットは「やりたいことを自由に選択できる」というところです。

  • 健康な身体づくり
  • 受験に向けた学習
  • 健やかな心の成長

など、各家庭の教育方針に合わせてスケジュールを組むことができます。また、子どもに合わないと思ったら「辞めて別の習い事を始める」などと柔軟に対応することができます。幼稚園に通っていても習い事をすることはできますが、多くの時間があるためよりたくさんの習い事を受けることができます。

専門的な教育が受けられる

幼稚園も私立では教育に力を入れているところもありますが、習い事のほうがより専門的な教育を受けることができます。

例えば、小学校受験をする場合は、幼稚園より専門塾に通った方が効率的かつ合格率も高いです。そのほかでも『運動』『知育』など、様々な分野の専門的な習い事があります。

デメリット

お金がかかる

複数の習い事をする場合、かなりの費用がかかります。

例えば、「週一回、一時間で10,000円」の習い事を五つ受けると、月に50,000円かかります。しかしこれでも週に五時間しか受けてないことになるので、幼稚園に比べるとだいぶ物足りないと思います。「短時間の割に高額」というがデメリットです。

時間が短い

習い事にもよりますが、一回の授業時間が1時間〜1時間半くらいのところが多いです。幼稚園に比べるとだいぶ時間が短いので、子供がいないうちに「家事をすませる」や「仕事をする」というのが難しいと思います。

また、続けて複数の習い事をする場合、短時間で何度も送り迎えをする必要があるので大変です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回お伝えしましたように、万が一幼稚園受験に落ちてしまってもほかの選択肢があります。

幼稚園受験が近づくと不安がどんどん増してきますが、「他の選択肢もあるんだ」というのを知ることで、その不安が少しでも和らげればいいなと思います。

また、それぞれの選択肢にメリットとデメリットがありますので、受験の前にあらかじめご家庭で話しておくのが良いかと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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