男子校

【男子校出身者が解説】男子校生活の楽しい点・つまらない点

男子校の楽しい点 男子校
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「男子校って楽しいの?」

中高6年間男子校だった私はこの質問をよくされます。共学の人からみたら未知の世界である男子校。青春時代に女子がいないので「かわいそう」と思われることもしばしば…なぜか学校の楽しさは、共学>男子校みたい関係ができています。

でも実際に男子校出身者はどう思っているのでしょうか?

そこで今回は『男子校生活の楽しい点・つまらない点』というテーマで話していきます。

ちなみに私は、社会人になった今でも「男子校でよかった」と思っています。私の周りでも同じ意見の人が多いです。3歳の息子にも男子校に入ってほしいと思っています。

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楽しい点

その1.笑いに溢れる日常

男子校は『笑い』が中心の日常です。笑いのためであればいくらでも身体をはります。また、普通は笑いにならないようなことでも無理やり笑いにつなげる力があります。

例えば、先生に怒られているシリアスな場面で「もっと厳しく言わないと、こいつまたやりますよ!」と先生をそそのかしたり、誰かが女にふられたときに「お前の顔じゃ無理でしょ!」と追い込みをかけたりと、あり得ないことを言って笑いにつなげます。

落ち込んでいる方も「笑いにつながったから、まぁいいか」と謎のポジティブ解釈をするのであまり引きずりません。

こんな日常を送るので笑いのセンスも高くなります。女子ウケする笑いかは怪しいですが…

その2.各イベント

男子校の文化祭、体育祭、修学旅行などのイベントは共学と違った楽しみがあります。

文化祭

他校の女子がくる唯一イベント。多くの人がワンチャンを期待して数日前からソワソワします。

当日の楽しみ方は女子に声をかけたり、遠くから見てたりと人それぞれですが、共通してるのは『その日だけみんな外見を気にする』ということです。

体育祭

行事としては一年の中で最も熱くなるイベントです。日頃の鬱憤は晴らすかのように激しく取り組むので怪我をする人もちらほら。

運動の得意・不得意、陰キャ・陽キャにかかわらず、一丸となって頑張るのが楽しいところでもあります。

修学旅行

男だけの旅行でも案外楽しめます。男子校のノリをそのまま外で発揮するので周りの人たちは引いているかもしれませんが…

バスガイドさんに絡んでみたり、他校の女子を眺めたりと、しょうもないことで女子のいる非日常感味わえるのも楽しいポイントです。

その3.個性豊かなキャラクター

男子校は個性豊かな人がたくさんいます。『陰キャ』『中性的』『ナルシスト』を始めとして『独特の趣味を持っている人』『外に謎のコミュニティがある人』などいろんなタイプがいます。そしてその人たちの個性が潰れずに自由に発揮できるところが、男子校の良いところです。いくら個性的であっても決していじめにはつながりません。

また、いろいろな個性に触れることで人の多様さやさまざまな事柄の奥深さを知ることができるので面白いです。

つまらない点

その1.女子のいない日常

日常に女子がいない…こればっかりはどうしようもありませんが、やはり物足りなく感じます。青春といったら『恋愛』のイメージもありますが、対象となる相手がいない男子校はほとんどの人が恋愛を経験しません。

男子校出身者が大人になって最も後悔するポイントです。

その2.席替えやクラス替えのワクワク感

共学では気になるあの子と、

「隣の席になりたい」

「同じクラスになりたい」

といったワクワク感があるかもしれませんが、男子校は全くありません。誰も興味がないせいか、席替えが一年で一度も行われないこともしばしば…

その3.長期休み

部活をやっている人以外は長期休みがとても暇です。共学だったらみんなで集まるイベントなどがあるかもしれませんが、男子校は誰も企画しないのでそのようなイベントはありません。

だいたい家でネットサーフィンやゲームをやって休みが過ぎていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は『男子校生活の楽しい点・つまらない点』というテーマでお話しました。

男子校は『女子』という点を除けばめちゃくちゃ楽しいです。私は現在社会人ですが、こんなに気をつかわず笑いに溢れる毎日を送れたのは「この時だけだったなぁ」と思います。

もし男子校への進学を考えている人がいましたら、ぜひ前向きに検討してください。きっと将来いい思い出になると思います。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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